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[ 2019/01/30 05:11 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

心の栄養素ストローク46

Cさんの場合(フィクションです)。

施設職員のCさんは、施設に入所しているある1歳半の子どものことで、カウンセラーに相談をしました。

「その子が、他の子の首を絞めるので、私たち職員は、いつも気が気でないのです」
Cさんは、その子が他の子の首を絞めに行く様子を語りました。
「首を絞めに行く直前、その子は、私たち職員の方を必ず見るのです。そして、私たちが止めに入るのとほぼ同じくらいのタイミングで他の子の首に手をかけるのです。私たち職員は、もちろんすぐにその子をきつく叱ります。そして、その子は大泣きします。けれど、また、時間が経ったら同じことを繰り返すのです」
「首を絞めに行っていない時の、その子の様子はどんな感じですか?」
カウンセラーの質問に、Cさんは絶句しました。
「ああ、そういえば、首を絞めに行っているときしか、その子のことをちゃんとは見ていないかもしれません」
カウンセリングの後、Cさんは、その子のことを気をつけて観ることにしました。
それも、また首を絞めに行くのではないかという監視の目線ではなく、いつもどんな様子なのだろうかという純粋な好奇心からの目線で・・・。
すると、Cさんとその子の目が合うことが増えてきました。にっこり微笑むと、その子からも笑顔が返ってくるようになりました。
そうして、いつの間にか、首絞めの問題行動が減ってきていることにCさんは、気がつきました。
次のカウンセリングのとき、Cさんは、このことをカウンセラーに報告しました。
そして、カウンセラーからストロークの話を聴いて、Cさんは一連の出来事が腑に落ちました。
「あの子は、ストロークが足りていなくて、それで、無意識のうちに、他の子の首を絞めに行くというとんでもない行動をとってしまっていたのですね。首を絞めに行けば、私たち職員から怒られる・・・。怒られることで、なんとか、ストロークを手に入れていたのですね。微笑み合うようになって、時には名前を呼んだり、抱っこしてあげたりするようになって、やっと、あの子は、否定的なストロークに頼る必要がなくなったのですね。他の職員ともこのことを共有したいと思います」
[ 2019/01/28 13:01 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)

心の栄養素ストローク45

Bさんの場合(フィクションです)。

教師のBさんは、担任するある生徒のことで悩んでいました。
それまでは、おとなしい、特に目立たない子であったのに、遅刻をしてきたり、授業中に寝ていたり、ということが増えてきたのです。
気づくたびに生徒に注意をしてきたのですが、態度が改まらないため、放課後に面談をしました。
Bさんの注意に対して、生徒は、「はい。すみません」と言ったものの、問題行動の原因について尋ねても、「別に何もありません」としか言いませんでした。
家庭に何か問題がある様子でもありません。
クラスでいじめにあっているわけでもありません。
面談後も、生徒の態度に変化が見られないため、Bさんはカウンセラーのコンサルテーションを受けました。
そして、根気強く、生徒との面談を重ねていきました。
そうして、何度目かの面談時にやっと、生徒が心の内を明かしてくれました。
「このままでは、自分のキャラがないまま、クラスの中に埋もれていってしまうと思った」と生徒は言いました。「勉強ができるわけでもない、運動ができるわけでもない、面白いことを言えるわけでもない、こんな自分は、誰からも褒められないし注目されない。このままでは嫌だ」
それを聞いてBさんは、自身もまた、この生徒のことを、問題行動が目立つまでは、「普通の子」として特に気に留めず放置していたことを、反省しました。
そして、カウンセラーが言っていた「ストローク」の話を思い出しました。
生徒は、遅刻などの問題行動をすることで、注意を受ける、呼び出しを食らうという否定的ストロークを得て、自らの存在認知の飢えをしのごうとしていたのだということに、Bさんは初めて気づいたのでした。
このことがあってから、Bさんの、他の生徒たちへの関わりもずいぶん変わりました。
反抗ばかりする生徒、校則を破る生徒、優等生、普通の子・・・・みんなそれぞれに、自分の存在を実感するために、それぞれの方法で懸命にあがいているのだということが感じられるようになったため、どの子に対しても、意識して肯定的ストロークを贈るようになったのです。
[ 2019/01/25 17:49 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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[ 2019/01/24 08:02 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

心の栄養素ストローク44

Aさんの場合(フィクションです)。

Aさんは、すぐに拗ねる恋人に手を焼いていました。
普段は一緒に居て楽しいのですが、Aさんの仕事が忙しいときに限って、意地悪なことを言ってきたり、口喧嘩を売ってきたりするのです。
だから、仕事でへとへとなのに、恋人との喧嘩でエネルギーを使い果たしてしまいます。

カウンセラーにこのことを相談して、Aさんは、はっと気がつきました。
「そうなんです。私の仕事が忙しくて、恋人と会う時間が少なかったり、会っていても仕事のことを考えてしまって恋人の話にうわのそらだったりするときだけなんです、恋人がおかしくなるのは」

恋人は、Aさんからの肯定的なストロークを望んでいるのに、欲しいだけ得られなくて、それで、足りない分を、Aさんからの否定的ストロークで埋め合わせようとしていたのですね。
本当は、一緒に会話を楽しんで肯定的なストロークを得たいのだけれど、それが叶わないために、意地悪を言ったり口喧嘩を売ったりして、Aさんからの否定的な言葉や態度(否定的ストローク)を引き出していたのですね。

恋人との喧嘩のメカニズムがわかったAさんは、恋人との接し方を工夫しました。
仕事に余裕があるときには、これまでにも増して、恋人との時間を楽しみます。
そして、ゆっくり時間をとって、恋人にも、喧嘩のメカニズムについて理解してもらいました。
仕事で余裕がないときは無理には会わないこと、けれどそれは二人の関係を良いものにしておくために必要なことだと思っているからであること、余裕ができて二人で楽しめる日まで、次に会った時はどんなことをしようかと楽しい計画を練っていてほしいこと、も、Aさんの希望として伝えました。

Aさんの心の中も恋人の心の中も、肯定的なストロークが増えました。結果、今では、恋人との嫌な喧嘩はほとんどなくなり、二人の関係はより親密になりました。
[ 2019/01/22 08:32 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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