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脚本分析39(許可)

養育者など周りの人の様子から「自分は~ではいけないんだ」「自分は~してはいけないんだ」と無意識のうちに自分で自分にかけた呪縛が、「禁止令(インジャンクション)」でした。
これと対極にあるのが、「許可(パーミッション)」です。

1、存在するな(禁止令)⇔存在していいんだ(許可)
2、おまえであるな(禁止令)⇔おまえであっていいんだ(許可)
3、子どもであるな(禁止令)⇔子どもであっていいんだ(許可)
4、成長するな(禁止令)⇔成長していいんだ(許可)
5、成功するな(禁止令)⇔成功していいんだ(許可)
6、重要であるな(禁止令)⇔重要であっていいんだ(許可)
7、何もするな(禁止令)⇔やっていいんだ(許可)
8、属するな(禁止令)⇔属していいんだ(許可)
9、近づくな・信じるな(禁止令)⇔近づいていいんだ・信じていいんだ(許可)
10、健康であるな(禁止令)⇔健康であっていいんだ(許可)
11、考えるな(禁止令)⇔考えていいんだ(許可)
12、感じるな(禁止令)⇔感じていいんだ(許可)

というように、禁止令のそれぞれに対になるものとして「許可(パーミッション)」があります。

たとえば、母親の自分に向ける優しい眼差しを感じて「自分は存在していいんだ」と自分の心の中に許可(パーミッション)を育てたり、やりたいことを自由にさせてくれる環境の中で「やりたいことをやりたいようにやっていいんだ」と許可(パーミッション)を育てたりするのです。

カウンセリングでは生き辛さがテーマになることが多く、そのため禁止令(インジャンクション)に焦点を当てることが多くなりますが、禁止令(インジャンクション)に焦点を当てるのと同じくらいに、あるいはそれ以上に、重要になるのが、許可(パーミッション)に焦点を当てることです。
許可(パーミッション)は、あなたが生きていくうえで力を与えてくれるものであり、ネガティブな人生脚本(無意識の人生計画)から抜け出す時に背中を押してくれるものでもあります。

あなたの中にある許可(パーミッション)は、何ですか?

「う~ん、無い」と絶望しないでください。

禁止令(インジャンクション)も許可(パーミッション)も、程度の差は人それぞれですが、存在しているのです。極々微弱かもしれないけれど、何かしらの許可(パーミッション)があるからこそ、今まで生きてこられたのです。
カウンセリングの中で、その許可(パーミッション)を見つけていくことも、大切な心の作業になります。

また、養育者や他者との関係の中で培ってきた許可(パーミッション)を捜し出す他に、自分で自分に許可(パーミッション)を与え育てていく、という作業も重要です。

既にある許可(パーミッション)と、これから育てていく許可(パーミッション)、その両方を使って、生き辛さの素になっている禁止令(インジャンクション)を解き、ネガティブな人生脚本からポジティブな人生脚本へと書き換えていくのです。
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[ 2016/11/08 12:02 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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