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脚本分析 23

・・・自分を生きづらくしている自分の中の声ドライバーに気づいて、それを緩めるためのアローワーを自分に与え続けていく。プロセススクリプト(プロセス脚本)も、それに気づいて、それに従わない行動をし続けていく。これらが大切なのはわかったけれど、ちょっと簡単に言い過ぎじゃない?・・・

これは、交流分析を学び始めた頃の私の感想です。

かつて交流分析は、「精神分析の口語版」と言われていました。
精神分析は、ジグムント・フロイトが創始し、過去や無意識を重視することで知られています。1900年代前半は、「医者が治す」という感覚が普通で、精神分析の理論は、一般人には理解が難しいものでした。
1957年に交流分析を発表したエリック・バーンは、精神分析医になるためのトレーニングを受けた人でした。そのため、精神分析の影響を大きく受けているわけですが、医師にしかわからない理論ではなく、一般人にもわかりやすい理論にしたのが、特徴です。
バーン以後の先生たちも、わかりやすく実用的であることを重視してきました。
簡潔明瞭な理論のおかげで、人々は主体的に自分の病や生き方に向き合うことができるようになりました。

それまでは、「自分ではどうしてよいかわからない。自分にはどうすることもできない」と感じていた人々に、自分自身で治す術、自分自身で変える術があることを提示したのです。

「あなたは無力じゃないよ。あなたにできることは、ちゃんとあるよ」
そのメッセージを伝えるために、交流分析はとても簡単な書き方をしているのですね。

「ドライバーやプロセススクリプト(プロセス脚本)に支配されずに生きるには、アローワーを与え、プロセススクリプト(プロセス脚本)通りでない行動をしていけばよいのですよ」ということが、何だか薄っぺらいように感じてしまうのは、1つにはこうした背景があるからです。
そして、もう1つ、「そんなに簡単に言わないで!」と感じる大きな理由があります。
それは、また明日、お話ししますね。

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[ 2016/09/26 07:14 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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