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ラケットシステム14

ここまで、「Bちゃんの物語」として、ラケットシステムのお話をしてきました。
ここで、ラケットシステムについて、そのポイントをまとめておきます。


☆ラケットシステム まとめ1

①ラケットシステムとは

(定義)脚本に縛られた個人によって維持される、感情と思考と行動の自己強化する歪曲されたシステムである(過去記事はこちら)。

②ラケットシステムの構成要素

ラケットシステムは、「脚本の信条と感情」、「ラケット的表出」、「強化記憶」から成り、これらの3つの構成要素は、互いに連関し強め合い、ラケットシステムを強固なものにし続けている(過去記事はこちら)。

③脚本の信条と感情

幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時に、それが他者(多くの場合は親)に受けいれられないという出来事を経験する。その場は、ラケット感情を得ることで、他者(親)に受けいれられることを実現するが、受けいれられなかった最初に感じ表した感情は、「未完の感情」として残る。
未完であるものを完了させたいという気持ちから、幼児は、なぜ最初のあるがままの感情が受けいれられなかったのか、ということの説明を探す。
そうして思いついた説明を、自分・他者・人生についての否定的な「核となる脚本の信条」とする(過去記事はこちら)。
それからは、その後に起こる色々な出来事を、「核となる脚本の信条」に照らし合わせて解釈し、「核となる脚本の信条」の枝葉となる、補足的な「支持的な脚本の信条」を付け足していく(過去記事はこちら)。
脚本の信条を修正することなく成人したとき、その脚本の信条は、頑強なものになっている(過去記事はこちら)。


④ラケット的表出、⑤強化記憶 ⑥ラケットシステムから自律的なシステムへ については、次回以降にまとめます。
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[ 2018/04/21 11:28 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)
幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時
>幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時に、それが他者(多くの場合は親)に受けいれられないという出来事を経験する。

〇幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時、とは!
 幼少時代に一番問題があることになりますね。それが動機となり、ラケット感情が出来上がってくるということ、よく理解できました。
 草々
[ 2018/04/21 16:28 ] [ 編集 ]
Re: 幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時
> >幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時に、それが他者(多くの場合は親)に受けいれられないという出来事を経験する。
>
> 〇幼少時、あるがままの欲求や感情を表出した時、とは!
>  幼少時代に一番問題があることになりますね。それが動機となり、ラケット感情が出来上がってくるということ、よく理解できました。
>  草々

レインボー様

こんにちは。
コメントありがとうございます。
幼少時にきっかけがあるということは、まだ論理的にしっかり事実を見つめて考えるということが未成熟な時期に、それをしてしまうということになります。
だから、ディスカウント(値引き)に満ちた脚本の信条を作ってしまうのですね。
[ 2018/04/22 10:31 ] [ 編集 ]
ラケットシステム。私アホだから理解できません。
[ 2018/04/23 22:49 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> ラケットシステム。私アホだから理解できません。

senri32様

こんにちは。
コメントありがとうございます。
対面でのお話ではないので、どのくらいの方に理解してもらえているか、気になっていたところでした。
こういった理論は、細かく言えば言うほど、ややこしく感じる側面があるようですね。
シンプルに言えば、ラケットシステムというのは、「人は自分の思い込みの中で考えたり行動したりする、そしてそれが記憶として蓄積されて、思い込みと思い込みの中での行動が正しい、と信じ込ませていく。そして、思い込みはどんどん強くなり、思い込みに支配された行動もどんどん行われ、その蓄積としての記憶もどんどん増えて、さらに思い込みを強くして・・・という、生きづらさの悪循環モデル」といったところでしょうか。
ここで、「思い込み」が「脚本の信条と感情」、「思い込みからくる行動」が「ラケット的表出」、「記憶」が「強化記憶」です。
今現在生きづらさを感じていらっしゃる方のヒントになればいいなと思って、連載しています。
あと2回分まとめたら、いったんラケットシステムの話は終わるつもりです。それまでもう少しお待ちくださいませ。
[ 2018/04/24 09:27 ] [ 編集 ]
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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