FC2ブログ

ラケットシステム4

Bちゃんの物語の第二章です。

お母さんに抱っこしてほしい時に、またお母さんは気づいてくれません。
心の奥深くで「恐れ」を感じながらもそれを抑圧して、「癇癪」というラケット感情を表出しながら、Bちゃんは、前に作った核となる脚本の信条を再び心の中で読み上げます。
(私は取るに足らない存在だ)
(お母さんは私のことを好きじゃないんだ)
(世の中は孤独に満ちている)

Bちゃんは、もう少し大きくなって、お母さんが生まれたばかりの妹を抱きしめ笑っているのを見た時に、「そうか、わかったぞ」と合点がいきました。
(妹は小さくて可愛らしい。お母さんは、小さくて可愛らしい子が好きなんだ。私が抱っこしてもらえないのは、妹みたいに小さくないし可愛らしくないからだ。お母さんはこんな私なんかを好きだと思わないんだ。だから、これからもずっと、私は孤独なんだろうな)。

そして、すでに持っている核となる脚本の信条に、詳細部分を付け加えました。
(私は、取るに足らない存在だ。それは、私が、小さくないし可愛らしくないからだ)
(お母さんもお父さんもみんな、小さくないし可愛らしくない私のことを好きだと思ってくれないんだ)
(人生って、孤独・・・)

こんなふうにして、それからも事あるごとに、核となる脚本の信条に沿って出来事を解釈し、核となる脚本の信条に補足部分を付け加える支持的な脚本の信条も心の中に組み込んでいきました。

まだ、Bちゃんの物語は続きます。
スポンサーサイト



[ 2018/03/12 08:14 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)
なんで?
なんで、自分に対して「負」の脚本を書く必要があるのでしょう。私には理解できません。私がガキの頃は親父もおふくろも食うに精いっぱいで一生懸命私達のために働いてくれていた。だから普段は私達の面倒は見られない。小さいながらも私はそのように受け止めていましたよ。今の子?は、なんでそういったようなことを考えないのでしょうか?不思議でなりません。
[ 2018/03/12 19:35 ] [ 編集 ]
Re: なんで?
> なんで、自分に対して「負」の脚本を書く必要があるのでしょう。私には理解できません。私がガキの頃は親父もおふくろも食うに精いっぱいで一生懸命私達のために働いてくれていた。だから普段は私達の面倒は見られない。小さいながらも私はそのように受け止めていましたよ。今の子?は、なんでそういったようなことを考えないのでしょうか?不思議でなりません。

senri32様

コメントありがとうございます。
以前にもおっしゃっていた通り、貧しくとも幸せな子ども時代を過ごされていたのですね。
確かに、時代背景によって、親の愛情を受け取りやすい、受け取りにくい、ということはあるかもしれませんね。
[ 2018/03/13 08:37 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



ホームページはこちらです⇒http://sakatacounsel.web.fc2.com/          (右側「リンク」から入れます)

検索フォーム
カテゴリ