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グレースタンプ2

グレースタンプ」の例をもう一つ。


Aさんの場合(フィクションです

5時に目覚まし時計をかけたのに起きられなくて、「劣等感」のスタンプを心のスタンプカードにポン!
お母さんから「5時に起きるって言ってなかった?」と言われて、再度「劣等感」をポン!
「お弁当作っておいたわよ」と言うお母さんの言葉を聞いて、「劣等感」ポン!
出勤前、昨夜部屋の掃除をしようと思ったのに出来なかったことを思い出して、「劣等感」ポン!
同僚がテキパキと仕事をこなしているのを見て、「劣等感」ポン!
休憩時間、同僚が通信教育を始めたと聞いて、「劣等感」ポン!
お弁当箱を開けて、自分でお弁当を作るはずだったのに作れなかったことを思い出して、「劣等感」ポン!
上司に注意されて、「劣等感」ポン!
注意されたことが仕事中ずっと頭から離れず、「劣等感」ポン!ポン!ポン!
帰宅途中、仲が良さそうなカップルを見て、「劣等感」ポン!
スタイルのいい人を見かけて、「劣等感」ポン!
自宅ポストに同級生の結婚の案内状を見つけて、「劣等感」ポン!ポン!ポン!
妹に「やつれた顔してるよ」と言われて、「劣等感」ポン!
これで、心のスタンプカードがいっぱいになりました。
「ほっといてよ!どうせ私は、あんたみたいに若くもないし、要領もよくないし、何にも出来ないし!!!」妹にバッグを投げつけて、部屋にこもりました。
片付いていない部屋を見ながら、新しいスタンプカードに、「劣等感」をポン!
妹に八つ当たりしてしまったことを反省して、「劣等感」ポン!ポン!ポン!
こうして、また「劣等感」というラケット感情のスタンプを集めていきます。

Aさんの場合は、「劣等感」というラケット感情をスタンプとして集めて、スタンプカードがいっぱいになった時には、「妹に八つ当たりする」という行動に出ました。
Aさんには、最近では、第一志望の大学に入れなかった過去、取りたかった資格を取れなかった過去、幼少時からの憧れだった職業に就けなかった過去、密かに思いを寄せていた人が既婚者だったことを知ってしまった過去、があります。これら喪失の経験を、きちんと「悲しんだ」ことは、まだありません。
Aさんの場合は、「劣等感」というラケット感情の奥にある「本物の感情」は、「悲しみ」のようです。

どんなラケット感情をスタンプとするのか、どんなふうにスタンプを収集するのか、どのくらいのペースでスタンプを溜めるのか、スタンプがいっぱいになったらどんな行動に換えるのか、そして奥にある本物の感情は何なのか、は、人それぞれです。

あなたの場合は、どうでしょうか?

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[ 2017/09/01 13:40 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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