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病を治すもの2

クライエント中心療法のロジャーズは、ある日、地下室に放置してあったじゃがいもを見て、感激したそうです。「こんな暗くて水も栄養もない場所にもかかわらず、ちゃんと芽を伸ばして生きようとしている!」。
私なんかは、じゃがいもに芽が出ているのを見つけちゃったら、「あら残念」と思うのですが、ロジャーズは違いました。
この経験から、彼は「自己実現傾向」という考えを思いつきます。
それは、「すべての有機体は、生まれながらにして、それ自身の中に、自らの生を維持し強化しようとする方向性を備えている」というもの。
そして、カウンセリングは、何らかの理由で一時的にその自己実現傾向を発揮できなくなっているクライエントが、本来の力=自己実現傾向を発揮して「十分に機能する人間」となることを支援するものである、と考えました。

自分自身の中に治る力があるという考え方、人間だけでなくすべての有機体(命あるもの)に共通して備わる力・方向性があるという考え方、ユングの考え方と似ているところがありますね。
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[ 2016/06/13 16:43 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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