対話分析29

対話分析によって、自分のコミュニケーションの発信の仕方の癖や偏りに気づき、それを修正することで、困っている人間関係を改善する、ということについて、前に お話ししました。
もう1つ。対話分析をすることで、相手の発信をどのように受信し、どう返信しているのか、という自分の癖に気づくことも出来ます。

Aさんは、相手が「あ~疲れた」と言うのを聞くと、(マッサージしてあげなくちゃ)と思い、「おなかがすいたね」と言うのを聞くと、(自分が持っているお菓子でも何でもあげなくちゃ)と思う、自分の癖に気づきました。
対話分析すると、
① 相手は、C→C で感じたことをそのまま表現しているだけで、たぶんそこに(マッサージして)とか(食べ物ちょうだい)などの C→P の裏面は無いこと 
② にもかかわらず、自分は、P→C で返信して、実際にマッサージしてあげたり、あげられる食べ物が無い時には申し訳ない気持ちになったりしていること
③ 時々は、(なんで要求ばかりしてくるの!)と反抗的な気分になって、おそらく裏面の交流で C→P の返信をしていること
に気がつきました。
どうしてこんなにも人間関係で疲れているのか、労力のわりに相手と親しくなれないのか、ということの疑問が解けた、と思いました。
「あ~疲れた」と相手が言った時には、自分も「疲れたねえ」、「おなかがすいたね」と言った時には、「本当ペコペコだ」と、C→C で返信しよう、と決めました。
実際にやってみると、自分のしんどさが減り、相手との心の距離が近づいた、と感じることが出来たそうです。

ご参考までに。
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[ 2017/04/19 15:38 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。
(現在、平日の月・水・金曜日に記事を書いています)


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