対話分析28

気づかないままに、自分自身で、相手との上下関係を作っていることがあります。

対等な友人同士であるはずなのに、いつもいつも、自分がリーダーシップをとったり責任を負ったりしているAさん。
対話分析して気づいたのは、自分が友人に対して発信しているのは、ほとんどが P→C の発信だということ。
意識してはいなかったけれど、友人に対して心理的に上の立場からの発信をしていたのだということ。
そうすると、相補交流で返信が返ってくると、友人からは自分より心理的に下の立場から、ということになる。

上司であるのに、部下に対して気を遣ってばかりいて、どうも尊敬をされていないなと気になっていたBさん。
対話分析してみると、自分から部下に対する発信は、心理的に下の立場からがほとんど。
表面上の言葉は P→A 「もう少し簡潔に文章をまとめてくれるかな」 であっても、態度や口調など非言語で発信している裏面は C→P (機嫌を損ねないでください)であったりする。
すると、部下からは、上司である自分を心理的に下に見た立場からの返信が返ってくることになる。

相手より高いところからボールを投げたら、相手は下から上に向けて返球するのが、自然。
相手より低い位置からボールを投げたら、相手は上から下へと返球するのが、自然。
皮肉なことに、相手からの返球のボールを、自分から要求していたことになりますね。「ここに投げ返してきて」と。

欲しいところに返球してほしければ、それを示してボールを投げましょう。
自分の居る位置(心理的に上、対等、心理的に下)を自分で選んで、相手にボールを投げてみましょう。

意識することで、悩んでいた人間関係の上下関係を緩めたり築き直したりすることが出来ます。

それにはもしかしたら苦痛を伴うかもしれません。
それは、あなたの人生脚本が絡んでいるから。
人生脚本を書き換える心の作業をしながら、実際の生活・行動場面で、なりたい自分としての行動をとっていきましょう。
心の深い部分からと、表面に現れる行動の部分と、その両面から、自分をなりたい自分に導いていきましょう。

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[ 2017/04/07 08:54 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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