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対話分析1

今日からは、交流分析の「対話分析」について紹介していきます。

対話分析とは、その名の通り、2人の間でやりとりされる言語や非言語のやりとりを分析するものです。
本当は、図示しながら分析していくのですが、私がお絵かきエディターを上手く使いこなせないので、言葉のみの説明とさせていただきます。すみません<(_ _)>。

考え方としては、まず、発信者(言語や非言語を先に表現する人)が、どの自我状態から、受信者(発信者の言語・非言語を受け取る人)のどの自我状態に向けて、言語・非言語表現を投げかけているのか、を考えます。
そして、受信者がそれに対して、どの自我状態から、発信者のどの自我状態に向けて、返信しているのか、を考えます。

このときに、わかりやすくするために、3つの自我状態で考えます。
CPNPを合わせてP(Parent)、AはA(Adult)、FCACを合わせてC(Child)。この3つ、P・A・Cを使います。

図示するときは、言語表現は実線で、非言語表現は点線で、表します。

例えば、「何県出身?」と質問したとき、言葉は「情報を扱う」機能を持つAの自我状態から、受信者のAの自我状態に向けて発信しています。これを、発信者のAから受信者のAに向かうベクトル(→)で表します。
また、このときに、(あなたと仲良くなりたい。これから一緒に楽しもうよ!)という非言語のコミュニケーションがある場合、「子どものような心」のCから受信者のCへと、点線のベクトルを引きます。
受信者の方の返信も、同じように考え、図示します。
言葉で「和歌山県です」と答えたとき、AからAに向けて返信しているので、そのベクトルを引きます。
もしこのとき、言葉とは違う非言語のコミュニケーションがなければ、点線のベクトルは引きません。

このように実際のやりとりを分析していくことで、なぜあのときのコミュニケーションが上手くいかなかったのか、が見えてきます。
上の例の場合、受信者が点線の非言語のコミュニケーション(「裏面の交流」と言います)に気づかず、それに対して返信しなかったことで、冷めた雰囲気になってしまった、と考察できます。
また、発信者側も、気づいてくれないかもしれない非言語表現ではなく、はっきりと言葉で「あなたと仲良くなりたい。これから一緒に楽しもうよ!」と伝えていれば、「うん。よろしくね!」という期待通りの返信を得られた可能性が高いことにも、気づきます。

これからしばらく、この対話分析についてお話ししていきます。
上手くいかなかったコミュニケーションを分析して次回似たような場面で上手いコミュニケーションが出来るように心の準備をしたり、普段のコミュニケーションに自信を失っている方が自信を取り戻したりすることに、お役に立てればと思います。
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[ 2017/01/25 10:40 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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