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機能分析18

エゴグラム・テストの中には、結果を 「~型」/「~タイプ」と類型的に表示するものもあります。
例えば、エゴグラムの折れ線グラフの形から「M型」・「V型」とか名付けたり、内容をわかりやすくデフォルメした呼び方を付けていたりします。

そのメリットは、ひとつには、仲間内での説明時間の短縮ということがあります。「~型でした」と一言言えば、だいたいの様子が想像できるので、時間がないときや大雑把に様子を知りたい時には役立ちます。

また、呼び名があることで記憶に残りやすいというメリットもあります。何か月か経って再びテストした時に、「前回は~型だったな」と思い出しやすく、比較しやすいですね。

そして、一番のメリットは、自分の性格(の一部)を対象化できる、ということだと思います。
エゴグラムはグラフという視覚化された形で表されるので、対象化・外在化がしやすいのですが、更に「~型」と呼び名を付けることで、もっとそれがしやすくなります。
漠然として掴みどころがなかった自分の性格(の一部)が、図示されること、呼称が与えられることで、わかりやすくなります。そして、自分の性格(の一部)をどう扱っていけばよいのか、という戦略を立てることも簡単になります。
「障害者」「病者」という言い方ではなく、「~という障害を持っている自分」「~という病気のある自分」という言い方をすることで、障害や病気だけが自分の全体ではないということを意識化し、障害や病気とどう付き合っていくかということを前向きに考えやすくなるのと同じように、「エゴグラムの~型を持っている自分」と考えることで、嫌いな性格や困った性格と自己嫌悪して自暴自棄になることなく、1つの特徴として「~型のエゴグラム」を自分は持っていて、それとどうお付き合いしていこうかと、前向きに考えやすくなります。

ただ、類型の呼称の中には、デフォルメがきつすぎて、却って心の余裕を失わせるようなものも混在しますので、出来れば、既存の与えられた呼び名ではなく、ご自身で呼び名を付けたほうが、性格(の一部)を自分全体から外に取り出して客観的に眺め、それとの付き合い方を穏やかな気持ちで考えることに、役立つと思います。
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[ 2016/12/20 10:57 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



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