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4月の閉室日のお知らせ

桜の季節ですね。

4月の坂田カウンセリングオフィス・姫路カウンセリングルームの閉室日をお知らせいたします。

☆4月の閉室日

2日(月)~16日(月)、26日(木)、27日(金)は、県外出張・外部委託カウンセリング・その他所用のため、閉室させていただきます。
閉室日のメール・ブログのお返事は、翌開室日にさせていただきます。
ご迷惑・ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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[ 2018/03/31 15:18 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム12

Bちゃんの物語第十章。

「私は、ありがたいことに、脚本の信条に反する記憶を思い出すことが出来ましたが、そういう記憶を全く思い出せないという人もいるのですか?」
Bさんの質問にカウンセラーが答えました。
「Bさんはたくさんの幸せな記憶を思い出すことが出来て、本当に良かったですね。これからまだまだ他にも、自分が愛されていたという記憶を思い出していくかもしれません。これまで私がカウンセリングしてきた方で、そういう記憶を1つも思い出せなかったという方は、いらっしゃいません。最初から可能性に目をつぶって、つまりディスカウント(値引き)して、記憶を探さない、ということは、もったいないと思います。脚本の信条というリミッターを外して、これまでの記憶の総ざらいをすることをお勧めします。それでもし、脚本の信条に反する記憶を何も思い出せなかったとしたら、それはそれで、その方が、I am Not-OKの脚本の信条を持ち続けることがナンセンスになってきます。だって、そんな酷い親の元で、それからその後の恵まれない人間関係の中で、よくぞ今迄生き延びてこられた、それは他の人には出来ないことかもしれませんから。過酷な環境の中でもちゃんと今生きている自分は凄いんだ、って、脚本の信条を書き換えることが出来ますね。そうしたら、強化記憶も違うふうに見えてくるでしょう」
[ 2018/03/29 08:29 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム11

Bちゃんの物語第九章。

ラケットシステムに負のエネルギーを供給し続ける強化記憶を、エネルギーダウンさせる方法。今日はまた別の方法をご紹介しましょう」
そう言うと、カウンセラーは微笑んで、言葉を付け加えました。
「そうでした。もう、Bさんはそれをしていましたね」
「え?」Bさんは驚いた表情になりました。
それからしばらくして、Bさんが言いました。
「もしかして、この前お話ししたようなこと?」
カウンセラーは微笑んでいます。
「カウンセリングでお話している間に、あの時、今迄記憶のどこかに置き去りにしていた色々な記憶を思い出して、確かに、とても楽な気持ちになりました。私がボタンを一人で留めることに成功した日、お母さんが笑顔で抱きしめてくれたこと。すっかり忘れていたけれど、確かにそんなこともありました。あの時、お母さんは私の成長を喜んでいてくれてたんだって、今は心から思えます。それから、お父さんも。妹とは違うんだから私はそのままでいいって、言ってくれた。もしかしたら、お父さんは、私が妹に嫉妬していたのを知っていたのかもしれませんね。それで、私に、精一杯愛情表現してくれた。無口で不器用なお父さんだけど、あの時の言葉は、今思えば、とても力がこもっていた。それから、彼氏も、強がらなくても普通にしていればいいって言ってくれた。素直になりたい、甘えたい、けど出来ない、そんな私をちゃんと見ていてくれたんだなって、そう思えます。それから、お母さん!今また、思い出しました!お母さんがちゃんと私を愛してくれていたんだって思える記憶が、他にもありました!」
「思い出すごとに、気持ちが楽になっているようですね」
「はい、本当に。こんな素敵な記憶、どうして、今迄、全然思い出さなかったんだろう?」
「不思議に思われているのですね。でも、これはよくあることです。というか、強化記憶の性質ですね。脚本の信条を支持する記憶ばかりを収集して、脚本の信条に反する記憶は、無意識のうちに心の片隅に追いやってしまうのです」
「それって、前に聞いたことがある確証バイアスだと思っていいですか?」
「いいと思います。強化記憶は、全体を見ないで、それにとって都合のいい出来事だけを凝視する、つまりディスカウント(値引き)する、その繰り返しの中で、どんどん威力を強めてきたのです」
「だから、無視して心の底に捨ててきた、脚本の信条に合致しない記憶を、掘り起こしていくことで、強化記憶の負のエネルギーを削ぐことが出来るのですね!」
[ 2018/03/28 08:30 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム10

Bちゃんの物語第八章。

「強化記憶が、不幸の連鎖のラケットシステムを大きく動かしているということ、そしてこの不幸の連鎖は自分で止められるということは、わかりました。では、強化記憶の威力を削ぐためには、いったいどうしたらよいのでしょうか?」
Bさんの質問に、カウンセラーが答えました。
「いくつか方法があります。今日は、そのうちの1つについて、考えていきましょう。それは、その記憶にあるディスカウント(値引き)を正すことです」
「記憶にあるディスカウント?」
「はい。それでは、幼稚園の頃に妹さんと同じような白いレースのドレスをおねだりして買ってもらえなかった時のことから、思い出していきましょう」
「はい」
「その時、お母さんは、何と言いましたか?」
「幼稚園にそんな服は着ていけないでしょ。もっとお姉ちゃんらしい服にしなさい」
「それを、Bさんはどうとりましたか?」
「やっぱり、私は妹みたいに小さくて可愛らしくないから、お母さんは私のことを妹ほど好きじゃないんだ。だから買ってもらえない」
「それは、脚本の信条ですね」
「えーっと・・・脚本の信条はディスカウント(値引き)でしたね」
「そうです。お母さんが言ったことを、脚本の信条と離れて解釈すると、どうなりますか?」
「・・・真っ白だから汚れが目立つし、レースなんかすぐ引っ掛けて破いてしまう。お外遊びも多い幼稚園に着ていくには、ちょっと…」
「今、言ってみて、どんな感じがしていますか?」
「・・・不思議な感覚です。確かに、お母さんがあの時しかめっ面をしていたのも、私のことを好きじゃないから、ではなくて、幼稚園に着ていくための服を買いに来ているのに、それは不向きだ、っていう気持ちだったんじゃないかなって、今初めて、そう思いました」
「気分はどうですか?」
「なんだかホッとしました。そこまで私はお母さんに嫌われていたわけじゃない・・・」
「こんなふうに、強化記憶の中には脚本の信条が浸潤していて、ディスカウント(値引き)状態になっています。強化記憶にあるディスカウント(値引き)を正していくことで、強化記憶が持つ不幸への威力は弱まります」
「他の記憶についても、ひとつひとつ、ディスカウント(値引き)を正していくと良いのですね」
「はい。ご自分でも出来ると思いますよ。難しい時には、お手伝いします」
[ 2018/03/25 08:35 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム9

Bちゃんの物語第七章。

脚本の信条を強める記憶が、強化記憶でしたね」Bさんは、そう言うと少しの間、考え込みました。
「沢山あります。数えきれないくらいに!」。
沈黙の後に出たBさんの言葉は驚きに満ちていました。
「彼氏が電話をくれなかった時の記憶。彼氏と喧嘩した時の記憶。学生時代に、陽気で華やかな下級生が人気があって、自分はやっぱり誰にも好かれないって思った時の記憶。可愛い洋服は妹には許されるけど私には許されないって思って悲しかった記憶。無邪気な妹ばかりがみんなに注目されていると感じて寂しかった記憶。妹ばかり抱っこしてもらってずるいなと思った記憶…」。

(私は、取るに足らない存在だ。それは私が小さくて可愛らしくないからだ)
(他者は、小さくて可愛らしくない私を愛してはくれない)
(人生は、孤独・・・)

嫌なことがあるたびに、上記の否定的な脚本の信条を復唱してきたこと、そうすることで、さらに脚本の信条を強めてきてしまったこと、にBさんは気がつきました。
また、嫌なことがあったその時だけでなく、その記憶はいつまでも残って、何もない時でさえ、時々脳裏によみがえっては、脚本の信条を強めてしまっていることにも、気づきました。
「強化記憶は、グレースタンプなんですね」とBさんは言いました。「思い出すごとに、嫌な気持ちを溜めていって、爆発してしまっていました。よく、彼氏に言われるんです。なんで、そこで怒るの?って。二人で楽しい時間を過ごしているはずだったのに、何かの拍子に昔の記憶がよみがえってきて、そしたら、もう自分では止められなくなって、感情を爆発させてしまって…」。
そしてまた脚本の信条を強化してしまう。この悪循環。
「自分で嫌な気持ちの悪循環を作り出していたなんて…」Bさんは絶句しました。
「そう。自分で作り出してきたものだから、自分で変えることも出来るんですよ」カウンセラーの言葉が、静かにBさんの心の中に入っていくのでした。


[ 2018/03/22 13:06 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム8

Bちゃんの物語第六章。

彼氏とのいつもの喧嘩が、ラケット的表出心理ゲームであることを知った時、Bさんは、「もう心理ゲームはやめます」と言いました。すると、カウンセラーが、「行動の計画や目標を決める時は、~をやめる、~をしない、というのではなくて、~を始める、~をする、という言い方で決めるのが良いですよ」と教えてくれました。
その理由は次のようなものでした。
1つには、「~をやめる」「~をしない」という計画だと、具体的に何をしたら良いのかが不明確で、結局何も出来なくなることが多いこと。
また、「~をやめる」「~をしない」という計画を立てている時には、必然的に、「~をしている」像が心の中にイメージされてしまうため、「~をする」イメージが強化されてしまい、行動がそちらに引きずられる、ということでした。
「確かに」とBさんは、思いました。子どもの頃、運動会でこけないように、こけないように、と思っているときに限って、こけてしまったことが思い起こされました。
「今まで何度も、もう彼氏との喧嘩はしない、って決めていたのに、やめられずに繰り返してしまっていたのは、そういう理由からだったのですね」と、Bさんが言うと、カウンセラーが言いました。「そうでしょうね。それと、ラケットシステムというディスカウント(値引き)の環の中から眺めているときは、そこにあるディスカウント(値引き)になかなか気づけないものです。ディスカウント(値引き)したままディスカウント(値引き)をやめる、ということは、不可能だと思いますよ」。
さらにカウンセラーは続けました。「そして、今、Bさんは、ラケットシステムの外に一歩踏み出すことが出来たので、そこにあったディスカウント(値引き)を真っ直ぐに見つめることが出来るのですよ」。
「そうですね。彼氏との喧嘩の時は、いつも、心の中で、自分のことも彼氏のことも、ちゃんとは見ていなかったと思います。私はどうせ~、とか彼氏はどうせ~とか、過去の亡霊に取りつかれたみたいに、最初から否定的な見方しかしていなかった。喧嘩をやめようと思っても、それがどういう意味を持っているのかとか、考えることもなかったし、無意識のままに、ラケットシステムのディスカウント増強の回転数を増やしていたんでしょうね」。
Bさんは、ラケットシステムという分析モデルを手にしたことで、自分のこと・彼氏のこと・状況を、ディスカウント(値引き)抜きに見ることが出来ることに、勇気を得ました。
「次は、ラケットシステムのもう一つの構成要素、強化記憶について、見ていきましょうか」
カウンセラーの言葉に、笑顔でうなづくBさんでした。
[ 2018/03/20 18:48 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム7

Bちゃんの物語第五章。

Bさんは、また、カウンセリングの中で、自分が彼氏との間で繰り返している辛いやりとりが、「心理ゲーム」であるということも知りました。
そして、「ラケット的表出」の1つである心理ゲームをやめることも、心に誓いました。
具体的には、会いたくて会いたくて我慢できなくなるぎりぎりまで感情を溜めるのではなくて、ちょっと声を聞きたくなった時に彼氏に電話をする、ことにしました。
我慢している間にあれこれ考えて例の脚本の信条を読み上げてしまうことを、避けることにもなると思ったからです。(私は可愛くない取るに足らない存在だから、彼氏に放っておかれているんだ)とグレースタンプを溜めて心理ゲームで爆発している現状を、変えようと決めたのです。
それに、声を聞きたいときに彼氏に電話することは、(妹のように無邪気に気持ちを表現してはいけない)という自分の心の中の縛りを解くにも良さそうです。後に、Bさんは、これが「子どもであるな」のインジャンクション(禁止令)であることも知り、「子どもであってもいいんだよ。子どものように素直であっていいんだよ」と、自分にパーミッション(許可)を与えていくことも、意識的に始めるようになりました。
ドライバー強くあれ」も強いとわかったので、「感情を自由に表してもいいんだよ」とアローワーを与えていくことも始めました。
もし、心理ゲームになってしまったら、それに気づいた時点で、「ごめん。いつもの小さい私が心の中で暴走しちゃった。もうこの話はやめようね」と嫌な話の流れを断つことも決めました。
自分が子ども時代に思っていたこと、それからずっと心にあった脚本の信条のことも、彼氏に話したいと思っています。

(私は、私として価値がある)
(他者は、ありのままの私を愛してくれる)
(人生は、温かい)

新しい脚本の信条を心に根付かせながら、新しい行動をとっていくことで、負のスパイラル「ラケットシステム」を停止させる希望がBさんの中に出てきました。
[ 2018/03/19 08:23 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム6

Bちゃんの物語第四章。

カウンセリングで彼氏とのことを話しているうちに、突然、Bさんの心に、幼かった日々の記憶がよみがえってきました。

ある日、お洋服を買ってもらえると知ったBちゃんは、妹が着ているのと同じような真っ白でレースがひらひらしているドレスが欲しい、とおねだりをしました。
お母さんは、しかめっ面をして、「幼稚園にそんな服は着ていけないでしょ。もっとお姉ちゃんらしい服にしなさい」と言いました。
その時、Bちゃんは思いました。「私は、妹みたいに小さくて可愛くはなれないんだ」「だから、私は誰にも愛してもらえない」。

また別のある日の記憶は・・・無邪気に親戚の集まりの中で歌を歌っている妹。みんなが笑顔で「可愛いねえ」と言っている。(私も歌いたいけれど、お姉ちゃんなんだからもっとお利口にしていないとダメなんだ、それに、どうせ、私が歌っても、妹みたいには可愛くはないから、可愛いねって言ってもらえることはないんだ)と、諦めている自分。

Bさんは、そこで、「あっ」と気づきました。
「そうか。私は、ずっと、妹みたいに小さくて可愛らしくなりたいと思っていたけれど、それは自分には無理なことだと諦めていたんだ。無邪気に気持ちを表すことも、妹の特権だと諦めていたんだ。そして今も、彼氏に無邪気に甘えたいのに、甘えることを自分で諦めているんだ。そして、妹みたいに自分より若くて可愛らしい人、無邪気な人に、全部愛情を持っていかれることを恐れているんだ…」
そして、幼いころ母に対したのと同じように、彼氏に対しても、本物の感情の「恐れ」の代わりに「癇癪」というラケット感情を表出しているのだということにも気づきました。

(私は、取るに足らない存在だ。それは、私が妹みたいに小さくて可愛らしくはないからだ)
(他者は、小さくて可愛らしくない私のことを、愛してはくれない)
(人生は孤独・・・)

幼い頃から何度も復唱してきた脚本の信条を、今も繰り返している。
けれど、その脚本の信条のルーツを探れば、多くの論理の飛躍がある。
小さくて可愛らしくないと、本当に愛されないの?
取るに足らない存在だというのは、真実なの?

この後、Bさんは、忘れていた記憶のかけらを拾い集めていくのでした。
ボタンを一人で留めることが出来た日、「すごいねえ!」と満面の笑みで抱きしめてくれたお母さんの記憶。
「おまえは妹とは違う性格なのだから、おまえらしくいればいいんだよ」と言ってくれたお父さんの記憶。
「強がっていないで、もっと普通にしていていいんだよ」と包み込んでくれる優しい彼氏。

Bさんは、これまで頑なに信じてきた脚本の信条を書き換える決心をしました。
「私は、私として価値がある」
「他者は、ありのままの私を愛してくれる」
「人生は、温かい」
[ 2018/03/15 17:37 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム5

Bちゃんの物語第三章。

「甘え下手だな」とBさんは自分のことをそう思うことがあります。
「どうしても彼氏に会いたい」と思う時が、時々あるけれど、自分からはなかなか連絡が出来ません。
たまに、思い切って、彼氏に電話をしますが、そんな時に限ってかどうか、留守電になってしまいます。
「今、どこ?」とメールもしましたが、すぐには返信がありません。
しばらく経って、彼氏から電話がかかってきました。
彼氏の声を聞くや否や、罵声がほとばしります。
「なんですぐにかけなおしてくれなかったの!」
「ごめん。職場の人たちと呑んでたんだ」
彼氏の言い訳に、Bちゃんの「癇癪」はさらにヒートアップします。
「若い女の子も居たんでしょ!」
「…」
「ほらねやっぱりだ。私なんかより若くて可愛い子と、私のことなんか思いっきり無視して、楽しく呑んでたんでしょうよ(泣き)」
「泣くなよ、ウザい」
彼氏がボソッと言った一言で、Bちゃんは、さらに深い深い孤独の闇に落ちていくのでした・・・

大人になったBちゃんですが、時々こんなふうに、まるで子どもみたいなことをしてしまいます。
そして、心の中で、例の「脚本の信条」を唱えては、それが正しいことを確認し強めているのです。
(私は、取るに足らない存在だ。なぜなら、私は、若くないし可愛らしくないから)
(他者は、若くないし可愛らしくない私のことなんかを愛してくれるはずがない)
(人生って、孤独・・・)

子どもの頃に、自分の欲求やありのままの感情を受け入れてもらえない時に、それがどうしてなのか自分を納得させるために作った理由付け=脚本の信条を、修正することなく、これまでに何度も何度も繰り返し確認し強化してきた今、Bちゃんの脚本の信条は、とても固くなっています。

彼氏との関係に悩んだBちゃんは、カウンセリングルームを訪れることにしました。次章に続く。






[ 2018/03/14 08:32 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ラケットシステム4

Bちゃんの物語の第二章です。

お母さんに抱っこしてほしい時に、またお母さんは気づいてくれません。
心の奥深くで「恐れ」を感じながらもそれを抑圧して、「癇癪」というラケット感情を表出しながら、Bちゃんは、前に作った核となる脚本の信条を再び心の中で読み上げます。
(私は取るに足らない存在だ)
(お母さんは私のことを好きじゃないんだ)
(世の中は孤独に満ちている)

Bちゃんは、もう少し大きくなって、お母さんが生まれたばかりの妹を抱きしめ笑っているのを見た時に、「そうか、わかったぞ」と合点がいきました。
(妹は小さくて可愛らしい。お母さんは、小さくて可愛らしい子が好きなんだ。私が抱っこしてもらえないのは、妹みたいに小さくないし可愛らしくないからだ。お母さんはこんな私なんかを好きだと思わないんだ。だから、これからもずっと、私は孤独なんだろうな)。

そして、すでに持っている核となる脚本の信条に、詳細部分を付け加えました。
(私は、取るに足らない存在だ。それは、私が、小さくないし可愛らしくないからだ)
(お母さんもお父さんもみんな、小さくないし可愛らしくない私のことを好きだと思ってくれないんだ)
(人生って、孤独・・・)

こんなふうにして、それからも事あるごとに、核となる脚本の信条に沿って出来事を解釈し、核となる脚本の信条に補足部分を付け加える支持的な脚本の信条も心の中に組み込んでいきました。

まだ、Bちゃんの物語は続きます。
[ 2018/03/12 08:14 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



ホームページはこちらです⇒http://sakatacounsel.web.fc2.com/          (右側「リンク」から入れます)

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