人生態度2

昨日の質問は、「予防接種」のようなものでした。
元気な時にチクッとしておくことで、実際に嫌な場面に遭遇した時の心のダメージを低減することが、ねらいです。
ただ、元気が無い時には、それ自体にやられてしまいます。ですので、今は元気が無いという場合は、元気を回復することから始めてくださいね。好きなことをしたり、美味しいものを食べたり、ゆっくり寝たり、カウンセリングを受けたりして、元気を取り戻してください。

さて、昨日の質問をセミナー等ですると、受講生の方々からの答えは様々です。
ある方は悲しい気持ちでいっぱいになり、ある方は怒りを感じ、ある方はただただ虚しくなる・・・というふうに。
同じ場面に遭遇しても、人によって、こんなに感じ方が違うんだ、というのが、多くの受講生さんの最初の気づきです。

あなたは、どんな気持ちになりましたか?どんなことを心の中で言っていましたか?

交流分析では、その人がアクシデントやストレスの状況下で陥りやすい心のポジションを「基本的構え」と呼びます。
これまでの人間関係の積み重ねの中で、自分が自分をどう捉えているのか、自分が他者をどう捉えているのか、ということが、そのポジションを決めています。

次回から詳しくお話ししていきますね。
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[ 2017/04/26 09:25 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

人生態度1

今日からは、交流分析の「人生態度」の理論についてお話ししていきます。

まず、質問をいくつかしますが、「元気があんまりないなあ」という方は、今日のところは読まずにスルーして下さい。


【質問1】 次の場面に遭遇した時、あなたはどんな気持ちになりますか?心の中でどんなことを言っていますか?時間の経過と共に気持ちは変化していくと思いますが、遭遇した直後の気持ちを考えてください。

①仲良しグループの数人が飲み会をするらしいという噂を聞いたが、自分にはお誘いが来ていない。
②満員電車で、後ろから押され、前にいた人にぶつかったら、怒鳴られた。
③サプライズで大切な人のためにフレンチのお店の予約をしていたが、前日お誘いをしたら、「用事で行けない」と言われた。

「まだ元気がある」という方は、次の質問も考えてください。

【質問2】 最近あった嫌なことは、どんなことでしたか?
それが起こったとき、どんなことを思いましたか?
時間が経って気持ちに変化はありましたか?
[ 2017/04/25 09:51 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

講座ご案内

NPO法人IATH(日本心理療法士協会・日本フラワーハートセラピスト協会)の講座のご案内です。

今回は、子ども・青年に関する内容ですので、カウンセラー・セラピストを目指される方だけでなく、教育関係の先生や保護者の方にも、興味を持っていただける内容だと思っています。
心理学の知識が無くても大丈夫です。お気軽にお問い合わせ・お申込みください。


①「浅利式児童画診断法で子どもの心に近づく」

日時: 5月26日(金) 13:00~14:30
場所: エルおおさか 705号室
内容: 子どもを観察することから始まり膨大な児童画の研究から導き出された「浅利式児童画診断法」を紹介します。診断のポイントの説明の後、子どもの絵を見ながらその心を読みとる演習も行います。

②「VRTカードによる青年期の時間展望カウンセリング」

日時: 5月26日(金) 14:45~16:15
場所: エルおおさか 705号室
内容: 職業レディネステスト(VRT)をもとに作られたVRTカード。コミュニケーションしながら青年が興味や自信、志向性に気づけるようお手伝いする方法を、デモンストレーションします。

担当講師: ①②とも坂田和代が担当します。
受講料: 1講座 3000円(一般)、2500円(協会員)
       2講座 5500円(一般)、4500円(協会員)
お申し込み: iath.jimu.osaka@gmail.com(講座申込専用アドレス)に、①お名前 ②受講希望講座 ③メールアドレス ④お電話番号 をお書き添えの上、タイトルを「One Day ミニ講座申込」として、お申し込みください。


[ 2017/04/24 10:25 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

対話分析30

悩みが深ければ深いほど、心は悩みに囚われて、心の視野が狭くなる傾向があります。
お気楽な時には難無く気づくようなことにも気づかないで、同じような失敗を繰り返してしまいがちです。
コミュニケーションや人間関係の悩みについても、そう。
交流分析の対話分析は、悩みとの距離をとり、悩みを冷静・客観的に見渡し、問題解決の糸口を見つけるための、お役立ちツールとなります。
これまで30回に分けてご紹介してきたことが、あなたのコミュニケーション・人間関係の悩みからの脱出にも、お役に立ちますように・・・
[ 2017/04/21 09:27 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

対話分析29

対話分析によって、自分のコミュニケーションの発信の仕方の癖や偏りに気づき、それを修正することで、困っている人間関係を改善する、ということについて、前に お話ししました。
もう1つ。対話分析をすることで、相手の発信をどのように受信し、どう返信しているのか、という自分の癖に気づくことも出来ます。

Aさんは、相手が「あ~疲れた」と言うのを聞くと、(マッサージしてあげなくちゃ)と思い、「おなかがすいたね」と言うのを聞くと、(自分が持っているお菓子でも何でもあげなくちゃ)と思う、自分の癖に気づきました。
対話分析すると、
① 相手は、C→C で感じたことをそのまま表現しているだけで、たぶんそこに(マッサージして)とか(食べ物ちょうだい)などの C→P の裏面は無いこと 
② にもかかわらず、自分は、P→C で返信して、実際にマッサージしてあげたり、あげられる食べ物が無い時には申し訳ない気持ちになったりしていること
③ 時々は、(なんで要求ばかりしてくるの!)と反抗的な気分になって、おそらく裏面の交流で C→P の返信をしていること
に気がつきました。
どうしてこんなにも人間関係で疲れているのか、労力のわりに相手と親しくなれないのか、ということの疑問が解けた、と思いました。
「あ~疲れた」と相手が言った時には、自分も「疲れたねえ」、「おなかがすいたね」と言った時には、「本当ペコペコだ」と、C→C で返信しよう、と決めました。
実際にやってみると、自分のしんどさが減り、相手との心の距離が近づいた、と感じることが出来たそうです。

ご参考までに。
[ 2017/04/19 15:38 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

営業再開しました

お待たせしました。
本日より営業を再開いたします。
メール・ブログへのお返事は順次させていただきますので、もう少々お待ちください。
よろしくお願い申し上げます。
[ 2017/04/19 08:47 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

臨時休業のお知らせ

家族の病気のため、明日4月9日(日)から一週間ほどお休みをいただきます。
メール・ブログへの返信も営業再開次第させていただきます。
ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様、お元気で。
[ 2017/04/08 21:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

対話分析28

気づかないままに、自分自身で、相手との上下関係を作っていることがあります。

対等な友人同士であるはずなのに、いつもいつも、自分がリーダーシップをとったり責任を負ったりしているAさん。
対話分析して気づいたのは、自分が友人に対して発信しているのは、ほとんどが P→C の発信だということ。
意識してはいなかったけれど、友人に対して心理的に上の立場からの発信をしていたのだということ。
そうすると、相補交流で返信が返ってくると、友人からは自分より心理的に下の立場から、ということになる。

上司であるのに、部下に対して気を遣ってばかりいて、どうも尊敬をされていないなと気になっていたBさん。
対話分析してみると、自分から部下に対する発信は、心理的に下の立場からがほとんど。
表面上の言葉は P→A 「もう少し簡潔に文章をまとめてくれるかな」 であっても、態度や口調など非言語で発信している裏面は C→P (機嫌を損ねないでください)であったりする。
すると、部下からは、上司である自分を心理的に下に見た立場からの返信が返ってくることになる。

相手より高いところからボールを投げたら、相手は下から上に向けて返球するのが、自然。
相手より低い位置からボールを投げたら、相手は上から下へと返球するのが、自然。
皮肉なことに、相手からの返球のボールを、自分から要求していたことになりますね。「ここに投げ返してきて」と。

欲しいところに返球してほしければ、それを示してボールを投げましょう。
自分の居る位置(心理的に上、対等、心理的に下)を自分で選んで、相手にボールを投げてみましょう。

意識することで、悩んでいた人間関係の上下関係を緩めたり築き直したりすることが出来ます。

それにはもしかしたら苦痛を伴うかもしれません。
それは、あなたの人生脚本が絡んでいるから。
人生脚本を書き換える心の作業をしながら、実際の生活・行動場面で、なりたい自分としての行動をとっていきましょう。
心の深い部分からと、表面に現れる行動の部分と、その両面から、自分をなりたい自分に導いていきましょう。

[ 2017/04/07 08:54 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

対話分析27

ここまで紹介してきた交流分析・対話分析の9通りのコミュニケーションの発信について、まとめておきます。

① P→P
心理的に対等な立場で、第3者や事物についての自分の考えを、相手に伝えようとするもの
例) 「最近の日本人は日本語の使い方が無茶苦茶だよね」

② P→A
相手より自分の方が心理的に上の立場で、相手を尊重しながら、自分の考えを述べるもの
例) 「もう少し簡潔に文章をまとめてくれるかな」

③ P→C
相手より自分の方が心理的に上の立場で、叱ったり指示したり思いやったり褒めたりするもの
例) 「もう少し簡潔に文章をまとめろ」

④ A→P
相手より自分の方が心理的に下の立場で、具体的な助言や回答を求めたり意向を伺ったり進言をしたりするもの
例) 「計画書を作成しました。ご意見・ご指導ください」

⑤ A→A
心理的に対等な立場で、挨拶したり事物の確認・質問・報告などをしたり現実的・客観的判断を述べたりするもの
例) 「おはようございます」

⑥ A→C
相手を尊重し、相手の状況や背景を含めて相手が感じていることを理解しようとするもの
例) 「お子さんが巣立たれて、嬉しい反面、寂しい気持ちもあるのですね」

⑦ C→P
相手より自分の方が心理的に下の立場で、甘えたり助けを求めたり相手に従ったり謝ったり子どもっぽい反抗をしたりするもの
例) 「美味しいものを食べに連れていって、お願い」

⑧ C→A
相手に自分が感じていることを理解してもらいたいと伝えるもの
例) 「今までと全く違う部署に異動になるので、とても不安なんです」

⑨ C→C
心理的に対等な立場で、自分が感じたことをそのまま表現するもの
例) 「あ~疲れた」


♡ いかがでしたか?

しょっちゅう使っている発信、ほとんど使っていない発信は、ありましたか?
あるとしたら、それはどうしてでしょう?

ある人に対して、いつも同じ発信をしていたりしませんか?
その発信で、その人間関係は、うまくいっていますか?

♡ これからは、自分の使いたいように自分の発信を選んで使っていけますね。
[ 2017/04/05 12:13 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

対話分析26

人間関係の改善のために、自分のコミュニケーションの投げ方に癖や偏りが無いかチェックしてみませんか?

コミュニケーションの発信には9通りあります。
今日は、そのうちの C→C の発信について、見ていきましょう。


☆ C→C の発信

子どものような自我状態 C(自由な子どものような自我状態 FC順応した子どものような自我状態 AC)から、相手の子どものような自我状態 Cに向けて投げかける発信。
心理的に対等の立場で、自分が感じたことをそのまま表現するもの。

例 )

「あ~疲れた」
「おなかがすいた」
「ラストシーン、泣けたね」
「あの二人の険悪な空気に、どうなることかとハラハラしました」
「入社式、緊張したね」


♡ どうでしょう?
  あなたは、普段の対話で、C→C の発信をどのくらいしていますか?
  C→C の対話をする相手は決まっていますか?
  その時の相手の反応はどんな感じですか?
[ 2017/04/04 09:38 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めます。よろしくお願いします。
(現在、木曜日以外の平日に記事を書いています)


ホームページはこちらです⇒http://sakatacounsel.web.fc2.com/          (右側「リンク」から入れます)

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