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脚本分析18(ドライバー)

どんなにつらくても、弱音を吐かない。
体調が悪くても、通常通りに振る舞う。
悲しいことがあっても、言葉にも表情にも態度にも出さない。・・・

子どもの頃に、親など重要な人の言葉や態度から、「強くある」ことを絶体価値に置いてきたあなたは、「強くあれ」のドライバーが強い人です。
「泣いても問題が解決するわけではない」
「弱みを見せず堂々としていることが格好いいんだ」
「人に頼るのではなく、自分がしっかりやることが重要だ」・・・
今、あなたの心にある声は、いつからあなたの声になったのでしょう?子どもの頃に重要だった誰かの声が、その奥に隠れていませんか?当時、その人は、どんなつもりで、どんな状況で、どんな気持ちで、その言葉をあなたにかけたのでしょうか?
今、大人になったあなたは、それらを冷静に振り返ることができます。

「強くあれ」のドライバーに強く心を縛られて生きづらくなっている、と気づいているあなたは、自分自身に「自由に感情を表に出してもいいのですよ」とアローワーを与えることができます。「つらいときは弱音を吐いてもかまわない」「時には弱みを見せてもかまわない」「サポートが必要な時にはSOSを出してもかまわない」・・・自分自身にドライバーを緩める言葉をかけてあげましょう。

「そんなこと言えません」「そんなこと言いたくありません」というあなた。あなたがずっと誇りをもってきた「強くある」ことは、まぎれもなく、素晴らしいこと。それに間違いはありません。そして、「強くいられることは素晴らしいこと。強くいられないときに強くなくてもいいことも、同じように別の形の強さなのだ」と、自分に語りかけることは、いかがでしょうか?
[ 2016/09/12 09:57 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

脚本分析17(プロセス脚本)

①悩み事を解決したいと思っているが、誰にも相談せず、一人で悩みを抱えたままのAさん。

②心許せる恋人が欲しいと思っているが、異性とプライベートで話す機会を全く作っていないBさん。

③部下の信頼を得たいと思っているが、上司への対応に追われて部下とのコミュニケーションをおざなりにしてしまっているCさん。


「自分は一番欲しいものを、決して手に入れることができない」という深層にある思い込みに縛られて、望みを叶えるための行動を起こせない・・・これを、プロセススクリプト(プロセス脚本)の「決して・・・」脚本と言います。

「決して…」脚本から脱却するためには、「自分が欲しいものは何か」をしっかり心に問い、「それを手に入れることは自分にできる」と心を固め、「それを手に入れるために具体的に何をするのか」という行動計画を立て、そして実行すること、が必要です。
また、このプロセススクリプトは、「強くあれ」のドライバーと関連が強いので、「自由に感情を表に出してもいいのですよ」とアローワーを与えていくことも大切です。

本当に欲しいものを手に入れられる人生を歩むために、「決して…」脚本を抜け出しましょう。
[ 2016/09/09 11:29 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

脚本分析16(ドライバー)

「一生懸命やれ」のドライバーが強い人は、「頑張り屋さん」。

「一生懸命頑張りなさい」「手を抜くんじゃありません」「努力しないと望むものは手に入らないのよ」「全力を尽くしなさい」・・・あなたの心の中にはどんな声がありますか?
子どもの頃に、親等の教育的な言葉や態度から、「とにかく頑張らないといけない」「楽しちゃいけない」と心に決め、「一生懸命努力していないと、自分の価値は無いんだ」と思い込んでしまった・・・と、交流分析では推定します。

「楽すること」「楽しんで物事を行うこと」は、「一生懸命努力して、自分の価値を守ること」を脅かしますので、無意識のうちに、自ら苦労を求めてしまいます。

昨日お話しした、「いつもいつも」脚本にはまって、苦しみの状況を繰り返したり、苦境にしがみついてしまったり、ということが起こりがちです。
また、「一生懸命やる」ことに拘るあまり、自分・相手・状況を客観的に見る余裕がなくなり、頑張りすぎて体調を崩してしまったり、自分の努力の成果を他者に盗まれたり、ということも起こりがちです。

これまで頑張ってきた自分をいたわってあげましょう。
そして、「自分の好きなだけ、頑張っても頑張らなくてもいいんだよ」「楽しんでやろうと、楽してやろうと、それをしさえすればいいんだよ」「苦労していなくても、自分には十分な価値があるんだよ」と、自分に声をかけてあげてください。
[ 2016/09/07 09:58 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

脚本分析15(プロセス脚本)

①Aさんは、浮気性の彼と別れた。そのとき、彼女はふと思った。「どうして、いつもいつもこうなのよ」。
 というのは、これが初めてではないから。よく考えてみると、前の彼もその前の彼もそのまた前の彼も、浮気性だった。

②Bさんは、仕事を辞めた。「通勤時間が長いから」というのが理由。同じ理由で、もう5回転職している。

③Cさんは、経済力のない彼に不満を持っている。でも別れようとは思わない。「どうせ、他の男の人も似たようなもんでしょ」と友人に話している。

④Dさんは、ブラック企業で働いている。でも、もっと良い企業に転職する、という選択肢は彼の頭の中には存在していない。

うまくいかない人間関係・仕事・場所などから、別のうまくいかない人間関係・仕事・場所などに移ることを繰り返したり、うまくいくであろう新しい人間関係・仕事・場所などに移ることをしないで、うまくいかない人間関係・仕事・場所などにとどまり続ける・・・このようにして、自らを苦労に追い込む脚本を、プロセススクリプト(プロセス脚本)の「いつもいつも」脚本と言います。

この脚本を持っていることに気づいたら、「同じ失敗を繰り返さなくてもいいよ」「状況がひどいときには、そこから離れて別のもっと良い状況に移っていいよ」と、自分に声をかけてあげましょう。新しい状況に身をおくことは不安も大きいですが、今までの苦労だらけの状況を変えるためには新しい状況が必要だということを理解しましょう。

「いつもいつも」脚本は、「一生懸命やれ」のドライバーと関連が強いので、「それをしさえすればいいのですよ」とアローワーを与えることも有効です。

もう、「いつもいつも…」と嘆く必要はありません。「いつもいつも」脚本から脱却して、新しい生き方をすることは可能なのです。
[ 2016/09/06 10:18 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

脚本分析14(ドライバー)

人の目が気になって疲れてしまう、誰かの期待に応えようと頑張りすぎてしまう、自分がボロボロになるまで尽くしてしまう、その人のためと思って尽くしていたのに〈うざい〉と言われてしまう・・・

「他人を喜ばせよ」のドライバーに駆られて、「自分の要求は後にせよ・自分を大切にしてはいけない、さもないと良くないことが起こる」というストッパーが作動すると、その緊張のため、柔軟で適応的な思考・行動が阻害されてしまいます。
その結果、例えば上記のような悲しい状況が起こってしまいます。また、前回お話しした「…の後では」脚本に陥り、今を楽しむことができなくなってしまいます。

「他人を喜ばせよ」のドライバーに気づいたら、「自分を大切にしてもいいのですよ」と自分にアローワーを与えましょう。
ストッパーの緊張を緩め、一呼吸おくことで、落ち着いて自分・相手・状況を見ることができるようになります。

「他人を喜ばせよ」のドライバーが強い人は、自分のことよりも他人のことを優先する「いい人」だからこそ、幸せになってほしいと思います。
状況を客観的に眺め、他人のことも自分のことも大切にでき、今この時の喜びを実感できる、そんな幸せを掴めるよう、このブログを利用していただけることを願っています。
[ 2016/09/05 09:17 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

脚本分析13(プロセス脚本)

今日は、プロセス・スクリプト(プロセス脚本)の「・・・の後では」脚本についてお話しします。

「・・・の後では」脚本の例

①「同窓会、来られて良かった。だけど、帰ったら、家族に償わなければ・・・家族の時間を犠牲にしてしまったから」と、心の中でため息をつくAさん。

②「やっと就職が決まった。でも、就職したら、毎日大変だろうな・・・。なんか憂鬱」と言うBさん。

③「カラオケではしゃぎすぎたな。きっと、明日は頭痛がするだろうなあ…」と後悔しているCさん。

この脚本を持つ人の共通点は、「良いことの後には必ず良くないこと(あるいは悪いこと)が起こる」「今は自分を楽しませることはできても、この後その償いをしなければならない」という思い込みです。無邪気に楽しむことができず、心のどこかで、その代償を払わねばならないことを負担に感じています。

「どんなときも自分のことより他人を優先しなければいけない」「自分を大切にしてしまったら、きっと良くないことが起こる」・・・「他人を喜ばせよ」のドライバーが強い人に多いプロセス・スクリプトです。

「自分を大切にしてもいいのですよ」と、「他人を喜ばせよ」のドライバーにアローワーを与えましょう。
また、「今楽しんでも、この後も楽しんで構わない」「自分を楽しませることに代償は必ずしも必要でない」と、自分を許し励まして行動することで、「・・・の後では」脚本から抜け出します。
[ 2016/09/02 09:08 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

今月から木曜日もブログをお休みさせていただきます

こんばんは。ブログ更新が遅くなりました。
今月からしばらくの間、勝手ながら、これまでの土日祝日に加えて木曜日もブログをお休みさせていただきます。
大阪でスクールカウンセリングに従事のため、時間と気持ちに落ち着きが持てないと判断しました。
ブログを楽しみにしてくださっている皆さん、ごめんなさい。
無理なく長く、ブログを続けていきたいと思っていますので、どうぞご理解くださいませ。
カウンセリングルームは、予約状況により土日祝日も開室します。お問い合わせください)。
[ 2016/09/01 21:53 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)

Author:坂田カウンセリングオフィス(坂田和代)
東京・大阪でのメンタルクリニック・専門学校相談室・NPOカウンセリングルームのカウンセラーを経て、2016年4月兵庫県姫路市で「坂田カウンセリングオフィス」を開業しました。文明の利器にはめっぽう弱いというセルフイメージに打克つべくブログを始めました。よろしくお願いします。



ホームページはこちらです⇒http://sakatacounsel.web.fc2.com/          (右側「リンク」から入れます)

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